パスカルの三角形の中央の数だけを取り出して段にした九九を、斜めに足すと4のべき乗が現れます。
1 2 6 20 70
2 4 12 40 140
6 12 36 120 420
20 40 120 400 1400
70 140 420 1400 4900
1=1
2+2=4
6+4+6=16=4^2
20+12+12+20=64=4^3
70+40+36+40+70=256=4^4
中央から1つぶんずれた数たちも、1つずらした九九にすると4のべき乗が現れます。
1 1 3 10 35
3 3 9 30 105
10 10 30 100 350
35 35 105 350 1225
126 126 378 1260 4410
1=1
3+1=4
10+3+3=4^2
35+10+9+10=64=4^3
126+35+30+30+35=256=4^4
中央から2つぶんずれた数たちも、2つずらした九九にすれば4のべき乗が現れます。
1 0 1 4 15
4 0 4 16 60
15 0 15 60 225
56 0 56 224 840
210 0 210 840 3150
1=1
4+0=4
15+0+1=16=4^2
56+0+4+4=64=4^3
210+0+15+16+15=256=4^4
中央から3つぶんずらした数に対応する九九は
1 -1 0 1 5
5 -5 0 5 25
21 -21 0 21 105
84 -84 0 84 420
330 -330 0 330 1650
このように3つずらしたものです。
中央からどれだけ離れても、4のべき乗が現れる九九を作れるのは不思議ですね
以上です お読みいただきありがとうございました!