明るい夜のまばたき

数が降る街

数学で考えたことを書いています

ピタゴラス数の親子の関係 その4

その3までの続きです。

 

(3,4,5)のaの子、(3,4,5)のaの子のaの子、……と、次々とaの子を並べていくと、

(3,4,5)→(5,12,13)→(7,24,25)→(9,40,41)→……

となります。

c-bは一貫して1です。

これのa+bをそれぞれ計算すると、

7,17,31,49,……

となり、この数列の隣り合う2つの数を足し、1を足すと平方数が現れます。

7+17+1=5^2

17+31+1=7^2

31+49+1=9^2

1を足す、の、1は、c-bの1から来ているのではないかと予想しました。

 

どんなピタゴラス数をはじめとしてaの子を次々作っていっても、同様になっていると予想しています。

 

bの子の場合も似たようなことが言えそうです。

(3,4,5)からbの子を作っていくと、

(3,4,5)→(15,8,17)→(35,12,37)→(63,16,65)→……

となり、a+bを計算すると、

7,23,47,79,……

となります。

隣り合うふたつの数を足し、c-aである2を足し、2で割ると平方数が現れます

(7+23+2)/2=4^2

(23+47+2)/2=6^2

(47+79+2)/2=8^2

これも一般のピタゴラス数について成立してたらいいなーと思ってます

 

以上です!お読みいただきありがとうございました!